インターネットで集客に成功すれば売り上げもそれに比例して上がるだろうと考えている方が残念ながら圧倒的に多く、そのためには検索エンジンのSEO対策だと、業者に依頼してそのジャンルのキーワード(検索されるときの単語)で上位表示させるために大金を支払って経費計上されている会社様が多いことに驚かされます。
例えばパソコン1台あれば現在は誰でもネットで商売が始められる環境が整っていますが、その商売の中に「アフィリエイト」というものがございます。
数百万人が参加したり経験されたりしていると言われますが、あるデータによれば1万円以上の売り上げを出せるのは全体の5%ほどだとも言われています。
95%の方が頑張ったにも関わらず売上を出すことが出来なかった原因は、少し乱暴に言えば「集客すれば売れるだろう」という大きな勘違いがあげられます。
この「勘違い」をかみ砕いてご説明しますと、
集客したい「属性」だけを抽出して集客するという発想
弊社では「属性」という考え方を非常に大切にしています。
例えば「ダイエット商品」を販売したいと考えた時、単純に考えますと購入して頂けそうな属性は「太っている人」と考えるかも知れませんし、「痩せたいと考えている人」が、ダイエット商品を販売するターゲットとなる「属性」と考えるのがほとんどだと思います。
ほぼ9割以上が、いかに優れたやせる効果があるかについてのキーワードを考え、一生懸命対策をされます。 「驚くほど痩せる」とか、「スピードダイエット効果」、「無理なく痩せられる」などです。
これは大企業か、トップ企業が対策する方策で、実際は売上には結び付きにくいと言えます。
これに対し、
「本気で今購入を検討している方」だけを集客することが出来たらどうでしょうか。
そこで、「痩せたい」属性を細分化させます。
一番大切なことは、「痩せてどうなりたいのか」というニーズを考えることです。
「痩せたい」という言葉はニーズとしては弱く、痩せる方法や種類を調査している方なども含まれます。
例えば、「あと1か月で激痩せして彼を見返すダイエット法とは」や、「40代から痩せてオヤジが若返った」など、今パッと思いついたフレーズを書きましたが、「痩せる」ということはナゼ痩せたいのかという動機があるはずで、その目的のために痩せたいと考えたはずです。
ある人は、「振られた彼氏を見返したい」、またある人は「オヤジ体系を何とかして痩せて女子社員にカッコよく見られたい」など、
痩せる動機がそれぞれ違い、それらの動機をグループ化したものが「属性」です。
なぜ痩せたいかの理由が違えど、目的達成のために「痩せる」という部分で一致するだけなのです。
なので、この「属性」をしっかり考えてグループ化して「痩せた結果どうなりたいか」に近づくために優位性のあるダイエット商品だというメリットと共感が伝われば、高い確率で売れるということになります。
つまり、「痩せてこうなりたいなら、あなたにぴったりのダイエット商品ですよ」というアプローチで対策ページを作れば、検索される属性は最初から購入を検討されている属性と合致するわけで、
属性グループごとに商品への入り口を作っていくことで、競合他社に負けない、しかも検索エンジンでも強く、そして購入意欲の高いアクセスだけを集めるということになります。
つまりは、
ネットでの集客とは、属性を考え絞り込んで集めることであり、ここが間違っていなければアクセス数が少なくとも高いコンバージョン(成約率)が出せるサイトということになり、
この考えがベースになっているのが、ウェブマーケティングというわけです。
実際はもっと複雑ですが、集客に対する概念はイメージして頂けたのではないかと思います。
ぜひ、売れる属性について、ご一緒に検討して参りましょう。